後遺症防止の対策
患者さまは中絶手術後「妊娠できなくなるのでは?」という後遺症の不安をお持ちです。
その様なことをなくす方法を述べます。では、どうなると妊娠できなくなるような後遺症を残す可能性が高くなるかと申しますと、
- 外科手術を行う医師が未熟で乱暴なとき
- 手術後感染症を起こして子宮に癒着などの障害を起こしたとき
に、後遺症が起こりうる可能性が高くなります。私たちはそのようなことが起こらないように対策として、以下のような処置を行っております。
に対して
- 手術を行う医師は10年目以上の経験豊かな医師が手術を行います。
- 痛くないように麻酔管理を十分に行い、慎重に手術を行います。
に対して
- 感染症予防薬を十分な量、処方します。
- 手術中に感染症の原因とならないように専任の者が器具の洗浄、滅菌を行います。
- 滅菌対策をした手術室で行います。
- 手術後のフォローを十分にとることで感染兆候を早く見つけ対応します。
- 土曜、日曜、祝祭日も夜7時まで外来診察可能です。
- 緊急時には、予約枠外にて診察ができます。
- 入院が必要な際には 2次、3次救急指定の総合病院に24時間対応していただき、緊急入院ができる連携体制をとっています。
以上のように多数の医師が交代で毎日診療にあたることで、事故を未然に防ぎ、将来妊娠できないかもしれないという不安をなくす努力をしています。